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SSDW特集 THE D SoraKi

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今年で9年目を迎える国内最大規模のストリートダンスの祭典Shibuya StreetDance Week(通称SSDW)が11月23日に開催される。今年のアンバサダーに決定したのは、KREVAと、圧倒的な表現力で昨年、世界王者に輝いた若きダンサーTHE D SoraKi。破竹の勢いでダンサーの歴史を次々に塗り替える活躍を見せる中、大物アーティストと肩を並べてアンバサダーを務めることになった彼に、SSDWについて、ダンス観などについて語ってもらった。

 


 

・THE D SoraKi

4歳からダンスを始め、ストリートダンスのキャリアを積み、国内海外問わず数々のダンスバトルコンテストで優勝経験を持つ。 2020年から自身のInstagramに即興ダンスを毎日投稿、世界中に新しいダンスの風を巻き起こし虜にしている。独特な感覚で音を捉え表現する踊りは、非常に音楽性が高く初めてダンスを観るオーディエンスも引き込む不思議な魅力を持つ。2022年12月、世界30カ国以上から一流のストリートダンサーが集結し、世界王者を決定するダンスバトルイベント「Red Bull Dance Your Style World Final」に出場し観客、会場、さらには音楽までをも味方につけ、見事ワールドチャンピオンの称号を勝ち取った。

Instagram:@the_d.soraki_dance


 

僕とKREVAさんのステージの〝生感〟を見て欲しい!

 

TDM:SSDWアンバサダー就任おめでとうございます!実は、かつてご自身でもSSDWのバトルに出場した経験があると聞きました。

SoraKi:そうなんですよ!2015年と2016年の2回出ていて、最初は11歳くらいのときに「小籠包」という名前で出ました。なんで小籠包にしたかは覚えてないですけど(笑)YouTubeにも残っていると思いますよ。2回目の2016年は優勝しました。

TDM:当時のことは覚えていますか?

SoraKi:各ジャンルから勝ち残ったバトラー8人ずつくらいで、クルーを作って、バトルをしたのを覚えています。でも、一緒のクルーに振り覚えが悪い子がいて、必死に振り写ししたことで、伝える力やクルーバトル力が上達した(笑)のが記憶に残っています。次の年は、優勝したんですけど、そのときに仲良くなった子もいたので、SSDWは〝友達が増えた〟というイメージですね。

TDM:クルーバトルで苦労したんですね(笑)

SoraKi:実は昨日まで、「Red Bull Dance Your Style World Final 2023」でドイツに行っていたんですけど、そこでもクルーバトルをやったんです。まずPre-Finalという各地から集まる予選があって、その予選で勝ち抜いた8人と、招待された8人のベスト16から始まりました。それ以外の48カ国各地から来ている負けちゃったダンサーの中から4人選んでクルーを作ってルーティンの振りも作ってくれと頼まれて…SSDWの記憶がめっちゃ蘇りました(笑)。

 

「Red Bull Dance Your Style World Final 2023」にて

今回のチームメイトが、Instagramで150万人くらいフォロワーがいるコレオグラフで有名なSean Lew(ショーン・ルー)というダンサーだったので、その子に全てを任せました(笑)。日本人と中国人のハーフで、少し日本語が話せるし、超いいヤツでした!でも、僕たちが選んだメンバーが、オマーンのB-BOYと、フランスのB-GIRLと、ナイジュリアのPOPPERの男の子と、フィリピンのKRUMPの男の子で、このクルーに限らずですが、振り写しが進まなくて、全くまとまらなかったです(笑)。

TDM:そんな思い出深いSSDWに、今度はアンバサダーとして返り咲いたご感想はどうですか?

SoraKi:すごく嬉しいですね。意味があることだなと感じます。

TDM:今回はKREVAさんと組むと聞いたときはどうでしたか?

SoraKi:びっくりですよ!僕は曲がないから、曲を作る人とコラボできたらいいなと思ってはいましたが、蓋を開けたらKREVAさんだったので「な、なんで!?」と思いました。アンバサダーが決まって、久しぶりにB-BOY PARKのKREVAさん3連覇の動画を見直して、マジですごいなと思いましたね。僕が小5くらいのときにテレビで「フリースタイルダンジョン」が始まって、J-RAPがすごく流行ったんです。僕はラップが好きだったので第1回目から見ていました。

地元の湘南エリアの先輩にTAKESABUROさんや、藤沢エリアにはDLiP RECORDSもいたし、J-RAPに触れる機会が多かったんですよね。 英語の歌詞より親近感があってよく聴いていました。最近もJ-RAPを聴くことが多いですね。海外によく行くからこそ聴くことが多くなりました。海外にいると英語の曲しか流れないじゃないですか。だから1人のときぐらいはJ-RAPが聴きたくなりますね。

TDM:日本食が食べたくなるのと一緒ですね(笑)。では、J-RAPに親しみのあるSoraKiさんですが、今回のSSDW2023のテーマソング「TradeMark」を初めて聴いたときはどうでしたか?

SoraKi:すごかったっす(笑)。スキルフル!って感じでしたね。昔のKREVAさんの曲を聴いている感じで、「ここまでスキルでいくんだ!」と思って、僕的にはすごく嬉しかったです。

TDM:どこにこだわって踊りましたか?

SoraKi:フリースタイルで躍らせてもらいましたが、曲はその前に、あえて2~3回くらいしか聴きませんでした。基本的にMVを撮るときは、フリースタイルで踊りたいので、あえてその音楽を聴きこんでいきたくないんですよ。初めて聴いた新鮮な気持ちで踊りたいので、オファーを受ける時点で「フリースタイルじゃないとやりません。振付もしません。」という条件で受けているので、星野源さんの『生命体』のMVのときも1度も聴かないで行きました。山下達郎さんの『SPARKLE』は既にめちゃくちゃ聴いていたので例外でしたが、音楽は事前に聴いていきたくないんです。

TDM:曲を聴きこんだ上での展開に見えちゃうのがすごいですね。

SoraKi:自分の感覚で「あ、外した」みたいなこともあるんですけど、逆にその感じが好きなんです。「外した!オモロ!」と思って、その瞬間が新鮮だし、その新鮮さを皆に味わって欲しいなと思っちゃう。皆、振付の方が普通だと思っているから、「フリースタイルというものもあって、音を外す瞬間もあるんだよ」というのを見て欲しいなと思っています。外す瞬間はやはり見ている人は笑うじゃないですか。でも、それがかっこいい人もいるし、ダサい人もいるし、そのライブ感が好きです。

TDM:では、今年のSSDWはどのように楽しんでほしいですか?

SoraKi:いろいろなプログラムがあるんですけど、まず遊びに来ていただけるなら、僕とKREVAさんのステージは絶対見て欲しいです!マジで!リハもやらないので、その〝生感〟を、見て欲しい。個人的には「外した!ヤバイ!」みたいな瞬間があったら面白いなと(笑)。あとは、自分がBATTLE見たい!BATTLE楽しいですよ~。当日は僕もいろいろ見て楽しみたいですね!

 

渋谷の街なかを舞台に、アンバサダーの THE D SoraKi がSSDW2023テーマソング「TradeMark」(KREVA)合わせて踊るオリジナル映像「DANCE WITH music in SHIBUYA」

 

■海外からのオファーは、ご飯が大丈夫だったら行く

 

TDM:SSDWは東京都の芸術文化の活動を支援するアーツカウンシル東京などが主催する行政のイベントになりますが、他の国でも行政が共催しているイベントはありますか?

SoraKi:Summer Dance Foreverがそうですね。 あれはアムステルダムが支援していて、パラディソという会場はオランダの国有地なんですよ。あとはJUSTE DEBOUTかな。今年のドイツ大会は、国から支援してもらってやっています。あの大きな会場は国を通さないと借りられないみたいです。中国は、全ての会場が国を通さないと借りられないし、イベントも主催もできません。あとは、BOTY(BATTLE OF THE YEAR)も去年は沖縄市、今年は大阪府が後援ですよ。

でも、個人的には、世界大会のファイナルは日本でやらない方がいいと思います。海外のイベントを、その雰囲気のまま日本に持ってきても、残念ながら日本では観客が集まらないので。

TDM:海外にたくさん行かれていますが、英会話はどうですか?

SoraKi:僕、英語は喋れないです。Red Bull Dancerは、英語喋れないと怒られるんですけどね(笑)。昨日まで行っていたドイツでもRed Bull Dancer の仲間のMajidが英会話のレッスンを勝手にはじめてきて、毎晩「今日はどんな日だった?」と聞かれて答えなきゃいけないんですよ。それを1週間ぐらいやらされて大変だったんですけど、 そのお陰でだいぶ話せるようになりました。すごく感謝はしていますけど、疲れているときに「どんな日だった?」と聞かれても、「あー!もうやだー!」みたいな(笑)。メンバー6人の中で英語を話せないのが僕だけなので、追われています…(笑)。

TDM:英会話力が追いつかないぐらい世界に求められているということですよね。

SoraKi:でも、僕、けっこう海外からのオファー断っています。

TDM:え! なぜですか!?

SoraKi:お腹が弱すぎて、ご飯が食べられないんです。基本的に日本食以外はちょっと…。今年の8月に1カ月間かけて、ポーランド、アムステルダム、ナイジェリアと周りましたが、1合用の 炊飯器と米を持っていきました。荷物40kgぐらいになって、超過でプラス5万円くらい払いましたけど、それでも米が食べたい!日本食が好きで、魚が好きなので、シーフードが美味しいところへは行きたいですけどね。

ナイジェリアにて

 

ポーランドのワークショップの様子

 

アムステルダムにて

 

TDM:普段から日本にいるときも食事に気をつけていますか?

SoraKi:気をつけていません。ヘビーな油がダメなので〝中華料理に行かない〟〝家系ラーメンを食べない〟くらいですかね。基本的にヘルシーなものが好きですが、タイ料理やカレー、イタリアンは好きなので、タイ、インド、イタリアからのオファーは受けられます(笑)。

TDM:海外でダンスしたい場所はありますか?

SoraKi:全然こだわってないですね。海外も日本も、どちらも楽しいところも、つまらないところもあるし、何も思わないです。海外から呼ばれたら、ご飯が大丈夫だったら行くという感じです。

 

■学生時代は自分で楽しい環境を整えるしかなかった

 

TDM:ダンスとの出会いはいつ頃、どのようなきっかけでしたか?

SoraKi:本格的にダンス始めたのは4歳です。僕が生まれる前に4歳上の姉がダンスをやっていたので、日曜日の朝にダンスの大会に向かう車の中で陣痛が起きて、急遽病院に向かって生まれたらしいので、ダンスとの出会いは生まれる前からという感じです。物心ついたときにはダンスの会場にも行っていたし、母がディスコ世代ということもあり、音楽がずっとかかっている環境にいましたね。

TDM:学生時代はどんな生活でしたか?

SoraKi:中学校はちゃんと行っていましたよ。学力はカスでしたけど(笑)体育祭の応援団長も3年間、音楽会の指揮者も3年間、いろいろやっていたのでエリートです!(笑)でも、やっていた理由は、適当にやりたいからです。自分が指揮者じゃない立場にいたら、真面目にやらないといけないけど、自分が指揮者になれば、周りがやってくれるから真面目じゃなくていいじゃないですか。ふざけたいからやっていた。皆からは「真面目にやって!」と言われていましたけどね(笑)。

TDM:でも、周りからそれが許されていた人気者だったということですよね?

SoraKi:人気者ではないですけど、 間違いなく陽キャではありましたよ。学校はめっちゃ楽しかったです!仕事で地方に行ったり、ちゃんと学校に行かない同年代のダンサーもいたけど、僕は誰よりもちゃんと学校通っていたと思います。楽しめる環境が自分の中で整っているなら、絶対学校行った方がいいですよ。ダンスはいつでもできるから!

 

中学生の頃 教室にて 中学校の合唱祭

 

TDM:普通の生活もすごく謳歌していたんですね。

SoraKi:中学のとき、同年代のダンサーは、フランスのJUSTE DEBOUTのキッズサイドに出て優勝したりしていて、僕も海外行きたかったけど、お金がなかったので行けなかったんですよ。だから、自分の身の回りで楽しい環境を整えるしかなかったんです。

だからこそ、地元の湘南を大切にしているし、地元の友達が多いですね。だって、ダンスばっかりやっていたら、応援してくれる人なんて地元の友達やよくしてくれている先輩ぐらいしかいないじゃないですか。ダンサーなんて基本的に皆目立ちたいからダンスやっているので、他人が優勝したら絶対悔しいという気持ちが出てくると思うんですよ。ダンサーに応援してもらうのも嬉しいけど、僕は地元の同級生や先輩に応援してもらう方が嬉しいですね。友達と遊ぶ時間もずっとダンスばっかりだったら、ダンス嫌いになっていると思います。

TMD:ダンスを嫌いになったことはないですか?

SoraKi:ないです。楽しくてしょうがない!

TDM:ダンスをしていない時間も大切にしているから、逆にダンスとのバランスがとれるんですね。お母さんは「もっと練習しなさい!」という感じじゃなかった?

SoraKi:お母さんは適当でした(笑)。小4ぐらいまでは大会とかに親と行っていたけど、その後は新幹線で行くような場所でも1人で行っていましたし、見に来ても一切口出す母親じゃなかった。すごくよくしてくれましたが「自由にやっていいよ」と言ってくれていたので、相当自由にさせてもらいました。感謝でしかない。今もずっと一番に応援してくれています。

TDM:お母さんがのびのびさせてくれたからこそ、今のSoraKiさんがいるんですね。

SoraKi:そうですね。「ちゃんと連絡返せ」とか「ここ直したほうがいいよ」とか「性格悪いよ」とか(笑)、人間性に関してはいろいろ言われましたけど、ダンスに関しては言われることはなかったですね。

 

■練習がすっごく好き。アイソレーションが大好きです

 

TDM:ダンサーとして大事にしていることはなんですか?

SoraKi:「自分のままいたい」というだけです。基本適当です(笑)。僕、練習がすっごく好きで、アイソレーションが大好きなんですよね。ムーヴを練習することはないですけど、夜帰ったら「踊りたいな」と思うので、音楽をかけて適当に踊ることが練習になっている感じです。基本的に毎日基礎練はしているから、フリースタイルで変になっちゃった瞬間はスキルで賄える様に、それさえしてればなんでもいいかなと思っちゃいます。

練習するときは必ず1人です。人と練習するのはつまらない。人のダンスに興味もないし、皆ライバルとかいると思うんですけど、僕には興味がないので人と練習したくないんです。

TDM:では、好きなダンサーなどはいますか?

SoraKi: YOSHIEさんのレッスンにはずっと行っていたし、今もたまに行きます。YOSHIEさんのレッスンは怖いけど、そこがいい(笑)。面白いし、勉強になることが多いし、言葉にするのは難しいですけどフィーリングが合う感じですね。音ハメしないで流れでいくからこそのカッコよさがあると思うのはoSaamさんです。あ!日本のHIP HOP バトルに出るときだけはXXX-LARGEの動画見ていきます(笑)。

 

YOSHIEさんと

TDM:普段はどういうところからインスピレーションを受けますか?

SoraKi:やっぱり音楽ですね。気分によってなんでも聴きます。クラッシックもたまに聴くし、最近テクノも好きですね。休みの日は寝ているか、音楽を探しています。

 

■ダンスに対しての感覚は変わるからレッスンではしゃべらない

 

TDM:SoraKiさんは長くキッズダンスシーンで踊ってきましたが、振り返ってみて、キッズダンスシーンをどう思いますか?

SoraKi:お母さんたちが怖い(笑)。バトルに勝ったりすると「相手の子のお母さんに嫌な態度された」とか皆気にしているし、子供に悪い影響がありますよね。

TDM:(笑)。今ダンスをがんばるキッズたちにアドバイスはありますか?

SoraKi:ダンスは基本的に音楽が流れているところで踊っていればいいから、辞めるとか辞めないとかじゃないけど、自分がダンスやっていてキツいと思っていたら辞めた方がいいし、お母さんが怖かったら早く1人暮らしした方がいい(笑)。でも、それがいいという子もいるので、何とも言えないですけど…。ジャズダンスや振付の分野では分からないけど、ストリートカルチャーではお母さんがうるさく言い過ぎちゃうと伸びないんじゃないかなと思います。ネイティブさがなくなっちゃう。

TDM:クリエイティビティを邪魔しちゃう?

SoraKi:そうですね。子どもの好きなことに対して言い過ぎちゃうと、自分で考える能力が絶対なくなっちゃうと思います。でも、お母さんしか分からない視点もたまにあるし、話していて新しい感覚が生まれることもあるとは思うので、「もっとこうした方がいいんじゃない?」というのは言った方がいいと思いますけど、言い過ぎちゃうと絶対よくないと思います。

TDM:距離感は大事ですよね。SoraKiさんのレッスンはどんな雰囲気なんでしょうか?

SoraKi:レッスンは今3本やっていますが、僕レッスン中一言もしゃべらないですよ(笑)。ミックスを流して「真似して!」というだけ。踊っている中で1×8のルーティンを作って、それの反対やっての繰り返し。キッズレッスンでは喋りますけどね。

TDM:なぜレッスンで喋らないんですか?

SoraKi:喋っても意味がないということに最近気づいちゃったんです。喋っていることって、いつか矛盾してくる気がするんです。どんな先生も、その時「これが大事だ」と言っていても、1年後には「大事じゃない」って言っていたりするから(笑)。 ダンスに対しての感覚って変わるかなと思っているから、喋っても意味がないと思っちゃいますね。ダンスが好きということは絶対変わらないからこそ喋りたくないんです。

 

■スーパーボールのハーフタイムショーでショーケースをしたい

 

TDM:趣味や気になることは何ですか?

SoraKi:ファッションはめっちゃ気になるので、ファッション系の雑誌などはチェックしています。KID FRESINOという大好きなラッパーがいるんですけど、FRESINOのファッションが好きでよく見ています。昔FUJI ROCKに出ていたときの身のこなし方が好きで、基本的に下太め、上小さめのAラインのスタイルなので、それを見て初めて太パンツ買いました。そしたら、自分のダンスにすごく合ったので、そこからずっとAラインです。

TDM:今までダンスをしてきた中で、忘れられない瞬間はありますか?

SoraKi:やはり、昨年の「Red Bull Dance Your Style」で優勝したときが絶対忘れられない瞬間です。あのときダイアナ・ロスの『I’m coming out』で鬼バズりしなかったら今の人生なかったですから。

TDM:どんな変化がありましたか?

SoraKi:もう人生が180度変わりましたね。急に仕事が増えました。ハイブランドからモデルをやって欲しいと言われたのにはびっくりしました。ダンスというものの価値が1段上げられたかなって思いました。

TDM:今後の目標や、やりたいことはありますか?

SoraKi:ヨアン・ブルジョワさんという映像ディレクターとコラボしたいんですよ。ヨアンさんとInstagramでは繋がっていて、たまにDMもしますが、ヨアンさんの作品がすごく好きなので、一緒にショーや映像作品を作ることが目標です。ヨアンさんは、全部音もオリジナルで作っています。ハイブランドの演出と振付も手掛けているんですけど、まだダンサーがメインというよりはランウェイを歩く人がメインなので、僕はもっとダンサーがメインになるショーを作りたいんです。ちゃんと協賛もある一つのプロジェクトとして映像作品を作れる人になりたいです。

TDM:それは近い未来に実現できそうな気がしますね!

SoraKi:でも、一番の夢はスーパーボールのハーフタイムショーでショーケースをしたいです!「今年はブルーノマーズ、今年はビヨンセ、今年はTHE D SoraKi!」みたいな感じで、バックダンサーではなくてメインアーティストとして出たい。そこまでダンサーの地位を上げたいです。

例えば、僕がナビゲーターみたいな役になって、いろいろなアーティストを踊りながら紹介していくような15分くらいのショーをやってみたいです。いくつか部屋があって、僕が部屋に入ったら、誰かアーティストがいたり、ダンサーがいたり、アートがあったり、みたいな。音はいろいろな人に作ってもらって、決してバックダンサーではなく、僕がメインでやる。ラッパーやシンガーが上で、ダンサーは下という概念を逆転させたいですね。

TDM:いつか実現される日を楽しみにしています!今日はありがとうございました!

 

interview & text by Yuri Aoyagi

photo by AKIKO

’23/11/22 UPDATE

 

★Shibuya StreetDance Week2023の詳細はコチラ

 

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