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サンリオピューロランド パフォーマー KOHEI×DAISUKE プロデューサー 土屋桃子

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<(株)サンリオエンターテイメント プロデューサー 土屋桃子>

 

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プロデューサーとは、最後まで諦めてはいけない人。

 

 

 

 

TDM
エンタテイメントに携わるきっかけや経緯を教えて頂けますでしょうか。

 

 

 

 

土屋
tsuchiya_01中学時代から高校時代まで英語劇の部活に6年間所属し、大学時代には英語ミュージカルの部活に4年間所属していました。計10年間、盆と正月以外の朝から晩までの時間を部活動に費やしたことで、大勢の仲間達と一緒に1つの舞台を創り上げることの魅力にとりつかれ、最終的にはエンタテイメントに携わる仕事に就きたいと思うようになりました。就職氷河期での就活の末、「サンリオが大好き」という気持ちと、「ミュージカルが大好き」という気持ちがマッチして、現在のテーマパークでのショー制作業務に就き、制作一筋で担当しています。

 

 

 

TDM
土屋さんにとってプロデューサーという仕事とは?

 

 

土屋
プロデューサーという仕事は、ショーの理想像と目的を明確に描き、それを実現させる為の方法や手段を見付け出し、最後までブレずにショーを完成させる為の先導役だと思います。最後まで諦めてはいけない人です。

 

 

 

TDM
今まで何か参考にして来たことはありますか?

 

 

 

土屋
自分が幼少期から現在に至るまで、様々なエンタテイメントを観て感じて来た“感動”のポイントです。自分が感動した時、「何に対して感動したのか?」を分析して、その小さなポイントを積み重ねてショーに盛り込みます。特に、自分が幼少期に感動した時の記憶を掘り起こすことが多いのですが、もちろん、その中には、サンリオが製作して来た多くの映画やイベントなども含まれています。その他、ヒーローショーから宝塚歌劇、スポーツ観戦から旅行での経験まで、幅広く参考にしています。

 

 

バラバラだったピースが1つに組み上がる瞬間の感動。

 

TDM
自分らしい創り方は何だと思いますか?

 

 

 

土屋
テーマパークのショーは、だいたい30分間という制限時間の中で創るのですが、かなり欲張りに、あれもこれもと盛り込みます。「やり過ぎたかな?」と思うことが多々ありますが、基本的には押せ押せで展開し、フィナーレでは観ている方が「あ~幸せ~!」と晴れやかな気持ちになれるようにします。最後はキャストがみんな仲良しで、空間がひとつになって賑やかに終われるショーが多いです。テーマパークですからね、しんみりとしっとりと終わるよりも、パーッと勢い良く終わる方が良いですよね(笑)。

 

 

 

TDM
ショーを創る面での大変なことはありますか?

 

 

 

土屋
制作過程で、理想からどんどん離れて行く時です。随所で理想に辿り着かない可能性が出て来た時、どのように軌道修正をかけ、解決させ、前へ進めて行くべきかという苦悶にぶつかります。もちろん、理想や目的はブレてはいけないのですが、その中でもフレキシブルに問題に対応して行かなければ、立ち往生することになってしまいます。途中で行き止まりの壁に何度もぶち当たり、その度に別な道を探す為に戻るのか、もしくは覚悟を決めてその壁をぶち破ってでも前へ進むのか、どちらかの方法しか無く、周囲からアドバイスを頂きながら、最終的には自分でその決断をしなければならないことが大変です。「本当にそれで良いのか・・・」自分自身との問答の時間が一番辛いです。しかし、「壁は、乗り越えられる人の前にしか現れない」という言葉を胸に、いつも頑張っています。

 

 

TDM
やりがいを感じるのはどんな時ですか?

 

 

 

 

土屋
ショーに出演している可愛いキャラクターたちと、素敵に輝いているダンサー・パフォーマーたち、そして、音楽、振付、照明、美術、衣装等、様々なスタッフの方の素晴らしい能力が合わさり、バラバラだったピースが最終的にピタリと1つに組み上がる瞬間です。さらに、そのショーを見入る多くのお客様の真剣な気持ちが加わって一体となった時、「あ~、みんなでひとつのものを創ったんだな~、やって良かったな~!」という気持ちになります。

 

 

上手下手ではなく、前向きなハートがあるかどうか。

 

 

TDM
土屋さんが思う、理想のパフォーマーとは?

  

 

 

土屋
2つあります。ひとつは、自分の理想や目標をしっかりと持っていて、それに対して常にブレないで挑戦し続けられる人。理想や目標は、それぞれの段階で自分の実力を的確に認識し、レベルを変えて行く必要があります。ふたつ目は、最大限の力でのパフォーマンスを通して、お客様に気持ちを届けようと挑める人。ただ踊れて、ただ技ができるだけでは無く、どれだけ作品の世界に溶け込み、その作品のメッセージを汲み取ってお客様に届けることができるか、という部分も大事だと思います。最終的には、上手下手というよりも、前向きで、ハートがあるかどうかの方が重要です。

 

 

 

TDM
土屋さんのこれからの課題や展望をお聞かせください。

 

 

 

土屋
サンリオピューロランドは、ハローキティが主役のテーマパークなので、子供っぽい施設かと思われることが多々ありますが、エンタテイメントに対しては、子供から大人までが楽しんで頂けるような本格的な内容を創ることに、長年真剣に取り組んでいます。しかし、まだまだそのような認識が世間一般には薄いと思いますので、これからも、もっと新しいテクノロジーを積極的に取り入れながら、人が魅せるパフォーマンスの“感動”、及び、ハローキティたちでしか表現できない“感動”のレベルを高め、会社理念である「みんななかよく」をモットーに、更に話題になるような施設を目指して行きたいと思います。そして、サンリオキャラクターにしかできない、ちょっと変わったこと(!?)にもどんどん挑戦していきます!

 

 

TDM
最後に、プロを目指している若いダンサーにメッセージをお願いします!

 

 

 

土屋
tsuchiya_02人の気持ちを動かすという仕事は、本当に大変な仕事だと思います。是非、目標や理想、志をなるべく明確に、そして高く持ち、 そこに向けて努力を重ねていけたら良いと思います。やはり、気持ちがどれだけ強いか、どれだけ好きでいられるか、どれだけ行動に移せるかの度合いにより、他人との差が生まれて来ます。自分の敵は自分です。これは、ダンサーも制作者も一緒です。経験したことはひとつも無駄にはなりません。自分自身をしっかりと分析して、自分に負けずに一緒に頑張りましょう!

 

TDM
ありがとうございました!

 

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interview by AKIKO

’17/01/27 UPDATE

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tokyodancemagazine

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