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SAKEBU 特集 TATSUO×YOSHIE

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2019年1月17日から始まる舞台「SAKEBU -叫ぶ-」。ハウスダンサー、舞台パフォーマーとして数々の実績を残しているTATSUOが初演出を務め、公私共にパートナーであるトップダンサーYOSHIEが振付監修を担うことで話題を呼んでいる。個々の道をストイックなまでに追求し、世界を舞台に活躍する2人からは、リスペクトし合い、お互いが一番の理解者として存在しているという信頼感が伝わってくる。終始笑顔の絶えない時間の中、クリエイターとしてのこだわりや、ダンスライフについて、「SAKEBU」への熱い想いを語ってもらった!


 

  • TATSUO  (Blue Print/GlassHopper/SNAZZY DOGS)

自由な発想力と身体能力を生かしアクロバティックな動きから、ハイスキルな ステップを自在に操るハウススタイル、ストリートダンサー。斬新なアイデアで 常に開発、開拓を繰り返し成長し続けるスタイルは、ハウスシーンだけでなく、ダンスシーン全体に大きく影響し、国内外を問わず刺激を受けたダンサーは数知れない。海外には彼のダンスを見てダンスを始めた一流ダンサーも数多く、長きに渡りストリートダンスシーンを牽引している。コンセプトに寄った作 品創りを得意としながらも、世界大会にて多数の優勝を経験する異端児である。ドイツで行われた「Funkin Stylez」、チェコでの「STREET DANCE KEMP EUROPE」、イタリア「THE WEEK」、フランス「CERCLE UNDERGROUND」で行われた世界大会にて、アジア人初の優勝。DANCE@LIVE FINAL 2009 HOUSE グランドチャンピオン。2014年世界最大のストリートダンスバトル、JUSTE DEBOUTにて世界中から選出されたJUDGE4人の中の一人として選ばれ、世界14カ国にて審査とSOLO SHOWを、決勝のパリでは約2万人の観客の前でSOLO SHOWを行いイベントを大成功させた。コンテスト、バトル、舞台と幅広い分 野でも素晴らしい結果を残し、現在は ”BLUE PRINT”、”SNAZZY DOGS” にも所属し芝居や舞台などに積極的に参加、2015-2016には宮本亜門&WCOによる舞台、”SUPER LOSERZ”にも主演7人の1人として参加。また指導する立場としても、海外20ヶ国以上の 国で、約150回以上のワークショップを行うなど、幅広く活動中 。

 

・YOSHIE

日本が世界に誇るスーパーダンサー。
様々なジャンルを踊りこなし、その影響力は国内は元より海外においても絶大。
ストリートダンスシーンの歴史の中でもトップに君臨すると言っても過言ではない。
アンダーグラウンドシーンにおいても数々のタイトルを持つ。
ダンスバトル界では異例の優勝賞金250万「STREET KINGS」にて前人未到の二連覇を達成する。
メジャーシーンにおいても振り付け、出演を行い、Kiki kids、V6、KEN&Tackey、MISIAなどのアーティストのライブ、TV、PVなどの振り付けを担当する。

 

 


■ 自分の理想通りに創れる環境ができたから挑戦しようと思った

 

TDM:TATSUOさんは意外にも今回、初演出なんですよね?なぜやろうと思ったんですか?

TATSUO故郷の徳島では、自分のスタジオでやる公演などを演出したことはありましたが、ちゃんとした舞台の演出というのは初めてですね。舞台公演に興味をもって、関わり続けて20数年経って、自分の中の「やりたい」が「やれそう」になってきたんです。

TDM:そう思えたのはどんな要素が揃ったからですか?

TATSUO自分が舞台を演出することに対して、どこまで何ができるか、自分の力だけでは「これはできるけど、これはどう頑張ってもできない」という部分があります。その部分を誰が補えるのかという問題がありました。でも、出演者やテクニカルスタッフなど、信頼できる人との繋がりができてきて、自分の理想通りに創れると確信できる人や状況が一個ずつ埋まっていって「これでできたら面白いな」と思える環境が整ったたから、挑戦しようと思ったんです。

TDM:TATSUOさんから見て、舞台の魅力は何ですか?

TATSUOなかなか創り出せないものだし、1人ではどうしようもない。でも、関わった人やいろんな要素が奇跡的に繋がったときにはすごいことになる。それが達成できた舞台も、できなかった舞台も出演者として味わっていますが、やはりその奇跡を目の当たりにすると、魅力を感じますね。

TDM:YOSHIEさんは振付監修という立場で関わっていらっしゃいますが、‟演出家TATSUOさん“はどうですか?

YOSHIEこだわりが異常ですね。舞台がやりたいと思った頃から家に本が増え続けていたんです。海外の有名な演出家の本や、‟視覚の効果“みたいな本など、毎日Amazonから届くんです(笑)。さまざまな目線からの本を片っ端から読んでるから「なんか様子がおかしいな」と思っていたら、やっぱり演出をやるお話が進んでいたんです。
その前からも、普通のクラブイベントでは使わないような視覚的な照明を使っていたり、もともと好きなんだろうなとは思っていたので、演出するのは必然だと思うんですが…、でも、演出を仕事にするのは向いてないかも!!(笑)

TDM:え!どうしてそう思うんですか!?

TATSUO俺も自分でそう思いますね(笑)。いわゆる‟演出家“という人って、ちゃんと全てをまとめられるし、計画通りにできる。でも俺はそういうタイプではないんです。

YOSHIE発想力はすごいし、考えていることが面白いから、TATSUO君の発想が実現したらすごいことになるだろうなと思いますが、採算を無視した発想が次々に出てくるから、やりたいことにはお金がかかる。「それ、その予算じゃ無理ですよ~」っていうことバンバン言うんです(笑)。実現できるような大きな企業に雇われて、こういう人が演出家になったらすごくいいと思うんですが、TATSUO君は自分が好きなことしかやりたくないタイプなんです。

 

TATSUO好きなことじゃないと全力を注げない。社会不適合者です(笑)。

YOSHIE誰かの命令で動くことは無理だと思います。でも、だからといって人を雇うこともできないと思う(笑)。もし私が長になってなにかをやるとなったら、「はいこれやっといて!」「あなたはこれ!」って、バーッと分担決めて、後輩が「はいっ!!」って動いてくれる感じで進めますが(笑)、TATSUO君は誰かに振ったりできないので、効率が悪いし、自分が大変になっちゃうんですよね。

TDM:それは、頼んだら相手に悪いからですか?それとも、自分で全部やりたいからですか?

TATSUOどっちもありますね。自分のやりたいようにやりたいというのはあります。例えば、任せるとどうしてもその人の考えが入るし、絶対自分の意思と違う。もちろん逆にそうして欲しいと思う人にはいいのですが、後輩の子たちを動かすとなると気になってしょうがないので、だったら自分でやったほうが早いって思っちゃうんです。ただただ人を疑っているのでしょう(笑)。

TDM:では「SAKEBU」の振付やスタッフは、その意思に問題ない人を選んでるわけですね。

TATSUOもちろんそうですね!「こうやったら楽しい」と頭の中で計算できていても、どうしても自分では補えない部分を「ここにできる人いた!」という感じでお願いしています。

TDM:それぞれに求めたことはなんですか?

TATSUOシンプルにいうと、群青には音楽ですね。リズムを生み出す才能が本当にすごいんです。(松田)鼓童君は、空間を動かすのが得意で、考え方がすごく合うんです。僕と同じようなことを考えていて、初めて話したときに「この子合う!」と思ったので、自分が演出をするときは絶対に頼もうと決めていました。(松田)尚ちゃんとは、感覚も動きもとても合うんです。尚ちゃんの作りだす作品も好きです。そして、YOSHIEに関しては、YOSHIEがいなかったらこの舞台をやろうとは思わなかったくらい絶大ですね。すごくナチュラルに俺が補えないものを補ってくれるんです。だから、ずっと一緒にいられるのでしょうが、「こうして欲しい」と言わなくても、そこに気づいてくれるし、おかしいところははっきり言ってくれるのでありがたいです。

YOSHIE最初は一緒に演出して欲しいと言われたんですが、100%ケンカになることがわかっているので断りました。一緒にショーを作ると、こだわりのぶつかり合いと意地の張り合いがすごいことになって、普段ケンカをしない2人が信じられないほどのケンカになるんです(笑)。だから、モノ作りは一緒にやったらダメだと思っていて、「私は言われたことの振付と全体を見てのアドバイスはするから、あなたが一番のボスになってすべてを考えたほうがいい」と断りました。

TDM:YOSHIEさんは演出には興味ないんですか?

YOSHIE今はやらないですね。漠然と「こういうのやったら面白そうだな」という考えはあるし、やったら凝るのも自分でわかってるんですが、踊る時間が少なくなるのが嫌なんです。演出すると絶対踊る時間が少なくなるでしょ?演出することが自分のダンスにもプラスになると100人が100人言ったとしても、それでも踊る時間が減るのが嫌なんです。だから、今回もサポートという立場なのですが、気になるところなどは「これどうなってるの?」と、気を使わない仲だからこそ遠慮せずに言っています(笑)。

 

■「叫ぶ」はTATSUO君自身の望み

 

TDM:今回TATSUOさんがこだわったところはどこですか?

TATSUO照明もこだわりましたが、メインのキャストの子たちが“どれくらい素直な自分をさらけ出せるか”というところが一番こだわった場所ですね。そこにどう誘導していくか。それを“叫ばせる”というのが、この舞台のコンセプトであり、目標ですからね。キャストが今まで出したことのないものを、人前で、しかも舞台上で出せるか……。そのラインを全員が超えたときに僕が思う画が見える気がするんです。

TDM:出演者のチョイスはどういうところから?

TATSUO昔から僕との繋がりが深くて、「この子だったらこういう道筋でいけばその地点に到達できるんじゃないか?」というのが見える人を集めました。ダンスを踊ってきた人生の中で、どういう気持ちで生きてきたのか…。そういうメンタリティな部分を出すには、お互いに心を開いて話すことができないと絶対に無理だと思うので、それができると確信を持てた人たちです。若手ですが、みんな小さい頃から踊ってきて、いろんな悩みや障害があって、それでもトップの位置に居続けられてるということは、表には見せてなくても自分の心の中で必ず「この位置にいくんだ!」というしっかりしたものが確実にあるはずなので、その核が表に出た瞬間を見たいんです。

YOSHIE今はまだ、みんなの対応能力を発揮している段階だと思いますね。自分の中にある技術、スキル、経験をふんだんに活かしてリハーサルに対応しているからこそ、一番大事な、自己をさらけ出すという部分で後半苦戦するんじゃないかなと思っています。

TATSUO結局自分を出すには自分と向き合わなきゃいけない。きっと、自分をみつめて「自分は何なんだ?自分は誰なんだ?」ということに向き合う時間をたっぷりとったことはあまりないと思いますが、最終的にその地点に行かないと答えが出せないようになっています。

TDM:今の若い子たちは苦手な作業のような気がします。

YOSHIE苦手かもしれませんね。なんでもそつなくこなす能力を求められてきたのかも。

TATSUOだからこそ、その子たちが自分をさらけだした瞬間を舞台上で観れたら、最高に面白いと思うんです!
俺も、今まで自分の中でさらけ出せた瞬間や、自分をコントロールできなかったときもあって、それができた瞬間が素晴らしいことを知ってるからこそ、今回そこに挑戦してみたいと思ったんです。

YOSHIE本当の自分が出たときは人それぞれありますが、いつもの顔じゃない顔が出るんですよ。私はそういう瞬間が好きなんです。自分も感情裸タイプなので(笑)。TATSUO君は、さらけ出してないときは王子様スマイルなんですが、自分をさらけ出したときはタコの顔になるんです(笑)。バトルのときなど、自分の中で「ウォー!」となったときは口を尖らせたタコの顔になる。そのときは「いい顔するな~」って思うんです。そのときは必ず「あ、これは勝つな。ほら勝った。」となりますね。

TATSUOもしかしたら、みんなの自己を開放できるまでの道筋が見れたら、自分もそれを学べると思ってやってるのかもしれない。

YOSHIE自分がやりたいんだよね。だから「SAKEBU」はTATSUO君の望みなんだと思います。

TATSUO実は、それは最初にみんなに言いました。「俺もその道筋を知りたいから、みんなが到達することで俺も知れる。だから皆で探そうよ。」と。

YOSHIE私もレッスンで、生徒さんが自分を出せてないときは、「なんでそんなに自分に自信がない感じで踊ってんの!?」と言って、そういう生徒さんに「自分の名前を胸を張って大きな声で言ってみな!」と、名前を言わせたこともあります(笑)。
「例えば災害にあって、すごく大事な人が下敷きになっていたとして、あなたはどんな力でそれ持ちあげて助けると思う!?」 と。もしくは「自分が埋もれてて誰かを呼ばなければいけないってときは「助けてー!」ってとんでもない声出すやろ?」って。「叫ぶ」ってそういうことだよなって思うんです。私は常にそれをやろうとしてるし、踊ってて予期せぬ動きが出る瞬間が好き。さらけ出すほうが好きなんです。
でも、TATSUO君は予期せぬ瞬間があるというより、常にキレイで完璧なんです。性格の違いだと思うんですが、TATSUO君は頭の中で常にクリエイトしてるんだと思います。常にいろんなことを創り出してる。

TATSUO昔はけっこうめちゃくちゃだったんですが、今は違いますね。だから良くない方向にいってるんだと思うんです。

TDM:それはパフォーマーとしてすごい次元の高いお話しだと思うのですが、自分では良くないと思うんですか?

TATSUOやっぱり昔の方が楽しかった。昔は純粋に好きなことだけやってたはずなのに、自分でスタジオやお店をやり始めて、‟こうならなければいけない“と思い始めちゃったのかもしれないですね。その考えが浸透してきていることに気づいていたはずなのに、そこからなかなか抜けられなかった。だから、レッスンに関しても、「本当にやりたいと思ってないんじゃないか…」と思い始めて、2年前に一般のクラスは一気に全部辞めたんです。

TDM:そうだったんですね。でも、現実問題、収入源でもあったと思うのですが…

TATSUOそうなんです。だからこそ、収入源のためと思ったときに、「あれ?これって自分のやりたいこととまったく関係ないじゃん」と思ったんです。目的が‟お金が欲しい“だったらいいのですが、たくさんお金が欲しいと思ってるわけではないのに、収入源のために残すことに意味を感じなくなって決断しました。

TDM:不安はありませんでしたか?

TATSUO不安しかなかったですね(笑)。でも、自分のやりたいことではないのにやってるストレスよりは全然マシなんです。「もう生活できな~い!」と言ってるほうが楽しいですね。

YOSHIE私から見ても、辞めてからのほうが忙しくしてるし、前より充実しているように見えますね。

TATSUOそうかもしれない。今まで培ったことに沿っていけば食べていけると思った瞬間に、「あれ?本当にこれって自分がしたいことかな」と思い始めて、もちろんダンスは好きで踊りたいんですが、それが楽しくて仕方がないという感覚が薄れてきて、一回全てなくさないと自分の本当の気持ちがわからないと思ったんです。それで、レッスンを全部辞めて自由にしていたら「舞台やったら面白いかな」という思いが芽生え始め、そう思った矢先、今回「ダンサーの舞台やりませんか?」という話を頂いたんです。

TDM:YOSHIEさんは、ダンスと生活のバランスについてどう思いますか?

YOSHIE私もTATSUO君がレッスンを辞める前から、ダンサーが現役なのに人に教えてご飯を食べることに矛盾を感じるところもあったので、レッスンをしなくてもお金を稼げないとおかしいと思って減らしたんですが、同じ考えではあるので、スパッと辞めると聞いたときは「悔しいな、やられちゃった。かっこいいな。」と思いました。でも、私の場合、教えは好きだし、自分のトレーニングにもなるし、レッスンは後輩を育てたり、人を喜ばすことでもあるから、なくすのは違うなと思ってやり続けています。だから今は、レッスンは週3回で、他にも仕事をやるというバランスで、ダンサーとして食べていくことを大事にしています。

 

■普段の2人について

 

TDM:先程、ショーを一緒に作る以外で普段ケンカしないとおっしゃっていましたが本当ですか?

YOSHIEはい、普段はしないですね。イラっときても溜めないでその場で言っています。どっちも、お互いに怒られたときに、どうやってごまかすかに必死ですが(笑)、とにかくお互い欠点が多いのを分かっているので、笑ってハッピーに回避できるようにもっていきます。

TATSUO溜めてたらやっていけないですね。お互い完璧じゃないし、YOSHIEはほんとにダメなところは笑えるくらいダメ(笑)。1日3回以上は「携帯どこ?」って言ってる(笑)。

YOSHIEできてるところとダメなところの振り幅が大きいんです。でも、お互い似てるんだと思います。理解できるから責められない。まず、部屋を散らかす!散らかし同士(笑)。違うのは、私は超せっかちでいろいろ気になるから、物事を早くクリアにしたいタイプ。でも、TATSUO君はなんでも私の倍以上時間がかかりますね!(笑)親切で丁寧なんですよ!!

 

■自分のことを自分の言葉で嘘なく「叫ぶ」。その瞬間を見て欲しい!

 

TDM:お2人の理想のダンスライフはありますか?

YOSHIE最近メジャーシーンの舞台やライブに出て思うのは、自分が年齢も重ねて経験値もあげて、実力がついたからかもしれませんが、世間がちゃんと扱ってくれるようになりました。1人楽屋とか、名前がメインで出たり、ミュージカルでもダンサーソリストとして選ばれて踊ったりなど、ちゃんとしたスタッフがいて、ちゃんとしたギャラもあって、一般の人からも一目置かれる認知度もあった上で舞台に出られるなんてことは、昔はストリートダンサーではあまりなかったので、ダンサーの夢でもあるし、すごく意味があることだと思いますね。
でも、私はそれだけを続けたいわけではなくて、次の週は小さいクラブのゲストショーで、トイレで着替えて、ダンス好きだけが集まる空間で「フォー!」みたいな歓声の中で踊って「めっちゃかっこよかった!」って言われて…、あるときは、バトルに出て「悔やしい~!負けるかもしれん!」と思いながら踊ってたりもする。そういうギャップのあるところにいるのが嬉しいんです。地方の小箱のイベントで踊って感謝するのもされるのも好きだし、海外に行ったり、いろんなシーンをいろんな角度で見れることがすごく楽しい。
だから、「こんな豪華なケータリング普通ないぞ!」みたいなメジャーシーンの仕事だけをやってると「これは腐るな、私」と思います(笑)。そこを目指している人もいるかもしれないけど、私はいろんな環境を知ってる自分がたまらなく好きです。いろんな学びがそれぞれにあるから、この生活を続けたいと思っています。

TDM:では、今は理想の中にいる感じですか?

YOSHIEそうなんですが、もっとコアな理想を言ってしまうと、50歳になっても現役で人を魅了できるダンスを踊りたいというのが理想です(笑)。やっぱり人の時間を奪ってお金をもらっているという思いが常に頭にあるので、技術も人間性も自分自身に嘘をつかないダンサーで在りたいなとは思いますね。

TATSUO俺はとにかく、やりたくないと思うことをやりたくないんです。実は、好きなことならダンスじゃなくてもいいとも思っていて、好きなことをやったときに、自分で発見があったり、「自分ってこんなものも持ってるんだ!」と思うことが楽しいんです。例えば、自給自足をしたり、音楽を作るなど、なんでもいいのですが、もうちょっとナチュラルに純粋に好きなことをしたいんです。

YOSHIE「ダンスじゃなくても…」なんて言いながら、ショーやジャッジムーブなどで踊ると、「え!?うそでしょ?」というくらいすごい踊りをするんです!私なんてこれだけ頑張って毎日踊ってても「今日はダメだったかな~」みたな思いを繰り返してるのに、そんな人にすごい踊りをされるとムカつく!(笑)それだけやってないならもうちょっとショボショボであってくれ!と思っちゃいますね(笑)。

TDM:では、最後に「SAKEBU」のPRをお願いします!

TATSUO俺もそうだけど、たぶん誰もが、自分のことを、自分の言葉で、自分が嘘なく言える、ということが一番素晴らしいと分かっているんだけどなかなかできない。それをどうやって振り絞って出すのか…。きっと、それができた人を目の当りにしたら、自分もやれるんだって思えるんじゃないかと思うんです。俺自身もそう思えると思うし、ぜひそのかけがえのない瞬間を見て欲しいし、そこにチャレンジしているみんなを見て欲しいです。

YOSHIE若いキャストたちの溢れるパワーやエネルギー、素晴らしいリズム、BANちゃんの音楽愛、そういうものも見て感じて欲しいのです。
そして、TATSUO君の曲のチョイスや照明など、人にはない溢れる演出センスを見に来て欲しい。まだ私も全部は見れてないのですが、携わっていながら「どんなになるんだろう!?」と、私が早く見たいと思っています!絶対間違いないので観に来てください!

TDM:すごく楽しみになってきました!本日はありがとうございました!

 

interview &edit by Yuri Aoyagi
photo by AKIKO
’18/12/30 UPDATE

SAKEBU -叫ぶ-


日程:2019年1月17日(木)~20日(日)
会場:県民共済みらいホール
料金:一般 6,500円/アンダー22 3,500円(当日要身分証提示) ※全席指定
お問い合わせ:株式会社プレジャーガレージ 03-3770-7651
主催:Blue Print株式会社
https://www.sakebu.life/

 

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tokyodancemagazine

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