Editor: TDM staff　　 Update:2018/04/18

ストリートダンサーの聖地とも呼ばれていた旧安田ビルなど、ダンサーが練習できる公共スペースが、様々な事情で次々と縮小化または閉鎖に追い込まれている近年、株式会社in the houseの代表・佐々木氏は、世代やコミュニティを越えたダンサー間のコミュニケーションの希薄化を懸念し、ストリートカルチャーの楽しさが体験できるストリートダンスパーク「in the house」プロジェクトを起案。5月22日までクラウドファンディングでプロジェクトの支援者を募っている。

僕たちはこの「ストリートダンスパーク」という空間によって、ストリートダンスのカルチャーとしての側面を、今の世代のみんなと、共に作り出していくことができればと思っています。パークで練習をし、ダンサーと出会い、交流が深まることで今よりももっとダンスが好きになり、楽しめるようになっていくはずです。(プロジェクトページより)

初めて世代やコミュニティを超えてコミュニケーションを図るときに（相手が憧れている人ならなおさら）味わう緊張感と、それを乗り越えて築かれる信頼関係は、そのダンサーにとって大きな財産となる。これがいわゆる“ストリート”ならではのコミュニケーションのひとつ。このストリートダンスパーク「in the house」では、日々“ストリート”な体験が起きるに違いない。

将来的には、佐々木氏が携わってきた映像ビジネスのノウハウを生かし、動画メディア事業とリンクしていくことも視野に入れ、「in the house」に集まるクリエイターたちが自身のパフォーマンスを日本中、世界中に発信することも見据えた広がりのあるプロジェクト。

なお、支援者には金額に応じてさまざまなリターンも用意されているので、支援したい！という方は一度、公式プロジェクトページをご一読あれ。

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