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[Report] 黄帝心仙人×鈴木おさむによる舞台作品など注目のトリプルビル上演。「DANCE DANCE ASIA東京公演2018」公開リハーサルレポート。

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Editor: TDM staff   Update:2018/03/12

2018年3月23〜25日に東京芸術劇場シアターイーストで開催されるDANCE DANCE ASIA東京公演2018の公開リハーサルを見学してきました!
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DANCE DANCE ASIA(以下、DDA)は2015年から始まったアジアをストリートダンスでつなぐプロジェクト。4年目となる今回は⽇本、フィリピン、インドネシア、タイ、ベトナ ム、シンガポール、マレーシアから気鋭のダンサーが出演します。
DDAと言えば、ストリートダンスでの舞台演出が魅力のひとつ。初期はチーム単位での舞台作品を発表していたが、近年からはまず、演出家を選び、作品やコンセプトに合わせてダンサーがセレクトされています。
今年選ばれた演出家は、Vince Mendoza(ヴィンス・メンドーザ / フィリピン)、⻩帝⼼仙⼈(こうていせんにん / ⽇本)、Hamdi Fabas(ハムディ・ファバス / インドネシア)。彼らは振付も担当し、DDA東京公演ではこの3作品が同時上演されます。
公開リハーサルでは、黄帝心仙人チームとハムディチームの稽古場を見ることが出来ました。

 

 

黄帝心仙人が鈴木おさむの脚本で描くその名も「宇宙」。無国籍な世界観にはまりそうな予感。

 

 

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5つの黒いヘルメットが登場し、無重力を表現するパントマイム練習を進めていました。笑顔も交えながらリラックスしつつも、宇宙空間をダンサーならではの手法で着実に具現化している跡が垣間見えます。
今回が黄帝心仙人が振付・演出のみ、出演なしでは初となるダンス作品。放送作家・鈴木おさむ氏が書きおろした脚本で、初対面の他国ダンサーと共に舞台化に挑戦中。MIKEYとの対談で語っていた赤裸々な不安は、稽古期間を経る中で、解消されているように感じました。リハーサルの最後にはダンサー5人が息のあった即興ムーブも披露し、チームのような一体感を感じ、短期間ながらにも作品の成熟度に期待できそうです。

ストリートダンスのカッコよさをシンプルに盛り込み、深いメッセージ性のある作品に。

 

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ハムディチームの作品名「Soul Train」のリハーサルでは、ダンサーがハムディと振付補佐のスティーブンの声に耳を傾けながら、ひたむきに丁寧に作り上げている印象。また、BBOY3人(B-boy Cheno、Le Huu Phuoc、KATSUYA)の高度な技も披露し、作品全体の完成度に期待が高まります。ハムディはインドネシアで数々の審査員やステージングをこなしており、現地ダンスシーンのアイコン的存在。今回は、各国気鋭のBBOY、BGIRL、POPPER、DJを集結させています。ストーリーや構成にもこだわっており、ただダンスを見せるだけでなく、舞台作品としてのメッセージ性があるものになるとのことで、シンプルかつ奥深い仕上がりが今から楽しみです。
なお、すでにバンコクでのリハーサルを終え、まもなく日本でのリハーサルを開始するヴィンスチームは、2017年3月のDDA東京公演で披露した作品「Hilatas<君を導く光>」の再構築版を発表します。前作はオリエンタリズムを感じさせながら、各ダンサーの才能を活かし、新しい身体表現に挑んでいる作品でしたが今回はどんな進化を見せてくれるのでしょうか。今回はフランス人のファビアンが振付/演出補佐 ドラマトゥルクとして参加したことで、より深みのある作品に仕上がっていることに要注目です。
ストリートダンスファンだけでなく、演出、舞台芸術、国際文化交流…様々なキーワードからも注目の高まる本公演。今回のDDAからも目が離せません!!
Photo by 横山マサト

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