N:
自分たちが一番好きで踊って、普段はそればっか
りじゃなくて、嫌なこともあるけど、本当に思いっきりできるっていう状態でやってる。僕たちにとってはそうやってダンスをガッてやってるのを、「見に来い」っつって人を集めて、見てもらううのが、生きてて一番楽しいこと。そういう思いっきりやってる姿を見てもらいたい。
R:
自分が何か見に行っても、内容や実力がどうこうじゃなくて、輝いてる奴がいたら“金払って良かったな”って思うし、気持ちいいじゃないですか。その辺の感じです。
N:
根本的なことでも、ストーリーってああだこうだって難しく考えちゃう。あくまで演出は踊りを見せる為の手段なんで。ただ観る側も年齢層も広がってくるから、失礼がないように作るっていうのは僕は考えてるけど。自分としてはフリーに踊れるところを増やしたいんですよね、舞台といっても。その瞬間、瞬間で変わる場所をね。
R:
でも終わった時のあの感覚、ホントに気持ちいい。
N: 終わった時も気持ちいいし、踊ってる時もね。
R:
あとホントもう直前ね。いろいろ準備も終わって“あとはもう踊るだけ!”ってなった時、気持ちいい。
N: 実際、裏方も全部自分たちでやってるから、“踊るだけ!”に持っていくまでにやる事が沢山あるんですよ。会場入ってからもいろいろ。照明運んだり、舞台を作ったり、ステージ屋も来るけど、短時間で終わらせるために自分たちで手伝うんで。なんで、手かけてやって、その舞台に感謝しながらっていうのもあるんで。それをやらせると、みんなちゃんと考えて踊るようになる。
R:
舞台の神様いるからね。
N: 怒られるね。
R:
いい加減にやってると、かなりね。気持ちが一つになってなかったり、(舞台を)大事にしないと、ありえない方向に物が倒れたりとかするからね。だから、一回皆でステージ拭いたりするもん。意味なくてもいいから、一回は拭こうって。
N: 下からくる大地の神様とか、そういうのって結構大事だって言うんで。それをやらないと怪我とかトラブルとか多いんで。でもちゃんとそういうことをやっておくと、その時は少ない。やってない時は、ホント多い。
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