TDM - トウキョウダンスマガジン

U-GE 〜 Get 2Phunky!! 〜
U-GE 〜 Get 2Phunky!! 〜
10代から誰もが憧れたMAIN STRRETに出演し、一目置かれる存在に。以後、U-GEはダンサーの王道を突き進んで生きてきた。月日は流れ、若い世代だからできること、30歳過ぎて気が付けること、40歳過ぎてわかること、そして想うこと・・・みんな様々。「次世代のダンサーのためにできることはないか?」そう考えるのも、そういう世代になっていることもすべて自然なことだろう。

そんな彼が、今、WaDooと共に、机上のパソコンとバトルしつつも、ストリートシーンの新たなアート・表現の場を作ることでダンスを発信している。そんな想い、魂が吹き込まれて産まれたサイト、“2Phunky”。こんなサイトがあったら若い人もHOOK UPできるだろうという想いから立ちあがったストリートダンスやカルチャーに特化したSNSサイトだ。「心に入ってくる音楽。かっこ良いダンスが好き。そんな仲間が大好き。」そう生きてきたからできることを発信してくれている。是非チェックしてみて!

U-GEU-GE

SOUL 2 SOUL、MO’PARADISE、J.S.B Undergroundメンバー。幼少期から黒人音楽が「心に来る」感覚を覚え、ハマる。選び抜かれたダンサーが出演する伝説のダンスイベントMAIN STREETに10代で出演。日本ヒップホップ・ダンスシーンのカリスマ的存在となる。

The ROOTSやDEF JAM CREWなど海外アーティストのフロントアクト、国内ではMISIA、May-J、ALICEなどのバックアップ、振付などを手がける傍ら、2011年、ストリートダンスのSNSサイト“2Phunky”のプロデューサー・アイデア発信者としても始動。WaDooと共に、ダンスとパソコンに向き合う健全な?日々を送っている。


WaDooWaDoo

サウンドクリエイト&パフォーマンスユニット「BRAVEBIRD」所属。ダンスユニットZERO db、HYBRID、GOLD RUSHメンバー。N.Y House Dance Styleをバックボーンに、タップ、サルサ、フラメンコ等を独自の観点で融合したラテンフレイバーでOne & Onlyなスタイルを持つハウスダンサー。93年に活動を開始し、都内を中心に全国各地でのDANCE SHOW CASE や FASHON SHOW、ダンスDVDの出演、「MISIA」の全国ツアーにバックダンサーとして参加する等々、踏んできたステップとステージは数知れず。ソロパフォーマンスからユニットまで活動は幅広い。現在はこれまでの経験を活かしプロデュースワークも精力的に行っている。

自身が所属するユニット「BRAVEBIRD」をはじめ、 ハウスダンスDVD「Step Language = House Dance (2008/HARLEM RECORDINGS)」、 船上クルージング・パーティ「Moonlit Lounge@Jicoo the floating bar」のオーガナイズ、ストリートダンス&カルチャーSNSサイト「2Phunky」のプロデュースと 活動は多岐にわたる。

SNS Site“2Phunky” : http://2phunky.com/


少年U-GEが踊りだした。 

TDM
:
まずはU-GEちゃんの若かりし頃の話を聞けたらなと。 ダンスをはじめたきっかけから聞かせてください。

U-GE
:
U-GEもともとはプロモーションビデオ(PV)からなんだけど、 本当に踊りはじめたいなって思ったきっかけは ボビー・ブラウンだね。 俺の年代だと、そういう人は多いと思うんだけど。

あと、子供のころはスケボーに夢中だった。 横浜出身ってこともあって、 よく週末の山下公園にチャリンコで通ってたんだよね。 大人がいっぱいいる大きいチームがあってさ、 そこに、小僧のオレ等が入っていって いっつも遊んでもらってる感じだったんだけど。

そこには、ブレイキンやってる人とか、
ハイドロな車をボンボン弾ませたり、ウーハー積んで、
ヒップホップをガンガンかけてる人がいて、
「なんか、わかんないけど、(心に)来る音楽だな」って思ってた。

子供のころから洋楽が好きだったから、
「ああいう音楽って何なんだろう?」って思いつつ、
いつも聴いてたFMラジオで掘ってた(=探してた)。


そういう音楽に自然とはまっていって、
「やっとこういう音楽がかかったよ!」って時には、
FMを録音するようになっていった。

TVK(テレビ神奈川)でPVを流す番組があったんだけど、
ダンサー特集とかで、ダンスのPVがいっぱい流れて
「こんなのあるんだ!!」って、面白がってマネし始めた。

歌謡曲だと風見しんごが流行ってて、
当時はよく知らなかったけど、
元ZOOのNAOYAさんとかが
バックダンスやっていたと聞くよね。
そのころにブレイクダンスを見て、
「すげー動きしてんなー」って、マネしてた。
小学校3年生とか4年生ぐらいかな。

今の時代と違ってヒップホップのカルチャーは
こんなにポピュラーじゃなかったし、
今考えればちょっと変わった子どもだったんだよね(笑)。

それで、ちょうど、中学校くらいのときに
ニュージャックスウィングって言われてる時代の音楽が
バーッと流行ってさ。ディスコや、大人が遊んでるところで
いっぱいフューチャーされるようになった。

まだ、そういう音楽がヒップホップとも呼ばれてなかったね。
CD屋に行っても“RAP MUSIC”ってジャンル分けをされてたよ。


自分でもなぜかわからないけど、黒人音楽になぜか惹かれてて。
周りといくら趣味が変わろうと、仲間はずれにされようと、
そこだけはなんか曲げられないっていうかさ。
子供のころから、ほぼ完全なアフロホリックだった。

その結果、中学校くらいで今のヒップホップとカテゴライズされる
原型ともいえるスタイルのダンスに出会い、
それをマネしはじめて・・・それが始まりかな。

BOBBY氏との出会い。MAIN STREET出演へ。


TDM
:
一番最初に組んだチームは?

U-GE
:
Street Noiseってチーム(笑)。
テレビでClub DADAが始まって、
「こんな番組を夜中にやってるんだ!」って。
あの番組は、みんなそうだと思うけど、ガッツリやられたよね。

TDM
:
そういうはじまりから、私の記憶にあるのは
MO’PARADISEなんだけど、もう少しあとになるんだね。

U-GE
:
U-GEあとだね。最初は伝説のダンスイベントでもある MAIN STREETにもStreet Noiseってチームで出させてもらったよ。

最初に出させてもらった時は、 出番が一番・二番くらいに踊ったんだけど、 18、19歳くらいのときかな。 今は踊ってないけど、カズって奴と踊ってた。

TDM
:
その時のMAIN STREETってどういう印象だった?

U-GE
:
いーやー、なんかもう、凄かったよね。
箱もでかいし、規模もすごかったし。


その前までは、今はバトルイベントとかあるけど、
昔はディスコのフロアダンサーのコンテストがあって出てたり、
DADAにも出たりしたけど、MAIN STREETみたいなダンスイベントが
できるでっかい箱はなかったから、
テンション高くやらせてもらってたね。緊張したよね、やっぱ。

横浜サーカスってあったでしょ?
あそこによく通ってて、今も一緒にやってるたくちゃん(TAKUYA)
たちがBOBBYさんのレッスンに行ったことがあって誘ってもらって、
レッスン行って、BOBBYさんと話してるうちに、
「あ、お前あんときサーカスにいた中学生だな!」って言われて、
覚えててくれて、すげー嬉しかったんだけど。

そうこうしてる内に、
BOBBYさんがMAIN STREETオーガナイザーの
ハラさん(RAHA)をつないでくれて、
今で言う前座的な扱いで出させてもらえるようになったの。


BOBBYさんと出会ったことで
ニューヨークやロスの、生のアンダーグラウンドシーンの
もっと濃いダンサーのシーンの話を聞かせてくれるから、
すげー勉強になった。

「まだまだ全然いろんな世界がいあるんだなー!」みたいなさ、
余計ダンスがおもしろくなったよねl。

TDM
:
MO’PARADISEの結成は?

U-GE
:
実はBOBBYさんレッスンに
ステさん(STEZO)とかも途中から来たりして、
「おもしろいおっちゃんいるなぁ」って(笑)。
当時はおっちゃんじゃなかったけど、
・・・俺もだけど(笑)。

いっつも、がっついて
レッスンの最前列に居た人だったから、
妙に目立ってた人だったよ。
ま、それから話すようになり、
それで、「一緒にやりますか。」ってことになり。
そこに、もともといた仲間うちとかが
どんどん入ってきて、って感じで。

結果この面子で活動できたことでいろんな人に
「イェーイ!」って言ってもらえるようになったって感じだね。

MISIAダンサー時代。


TDM
:
その終わりくらいからMISIAダンサーが始まったのかな?

U-GE
:
U-GEそう、そうそう。俺いくつだったかな・・・21かな。22かな。 BOBBYさんとHYDRA※ってチームをやらせてもらったんだ。 みんな先輩で、1人若いし…緊張の場だったけどね。

でも、そんなところに入れてもらい、やらせてもらって、 「DANCE FIELD」ってイベントあったでしょ。 そのイベントをやってたのが、 リズメディアの社長の谷川さんって人で、その流れで誘ってもらい 「こんな子をデビューさせるから」って言って、 MISIAのデモテープ聞かせてもらったり、ビデオを見せてもらって、 「ダンサーやらないか?」って言われたんだよね。

これはあまり言い難いんだけど、
そのときさ、だんだん当時ダンスが仕事になってきてて、
正直つまんねーなーって思うことが出てきてて、俺の中で。
だから、その話もどうしようかなーってすんげー悩んだの。
「ちょっと考えさせてもらっていいですか。」って言って。
それで、3割は“どーすっかなー”って気持ちではじめた。

※HYDRA (ヒドラ) :
OHJI, BOBBY, HIROSSY, U-GE, CHINO?らで結成されていた伝説のチーム。

TDM
:
そのときの一番の葛藤っていうのは、
楽しみが仕事によって制約されてくるっていうこと?

U-GE
:
そうそう。単純に言うと、大変なことたくさんあるじゃん(笑)。

TDM
:
やってみてどんな感じだったの?

U-GE
:
何だろうね・・・まず、期限があるじゃん。いちいち。
お金のことも、自分でやらなくちゃいけないじゃん。
ま、まだ次元が低かったんだろうね、自分の仕事としての意識が。 た。

TDM
:
MISIAダンサーは10年くらいやってたよね。
その活動によって、自分の中でプラスになったこと、
変化があったことはある?

U-GE
:
あったよ、たくさん。
だって、あんなおっきい現場は初めての経験だったし。
初めの頃は楽しいまんまで、社長もやらせてくれてた感じだった。
楽しい感じをステージでやってくれればいいって、
思ってくれていたのかな。


当時はステージの下手・上手もわかんないからさ。
照明の話をされても、「は?なにそれ?」って(笑)。
打ち合わせに呼ばれた時に、
スタッフさんに「それなんすか?」って聞いて、笑われてたよ。

でも、そんな自分を良く踊らせてくれていたなって思う。
経験として、やらせてもらって良かったよ。
あと、ドームツアーを経験させてもらったのは貴重だったな。
それと、最初の頃のクラブツアーは楽しかったね。

やっぱり自分のスタンス的にも、
アンダーグラウンド感が好きらしく、
規模的に密集した感じが好きなんだよ。

TDM
:
その中でも振付とか担当したの?

U-GE
:
デビュー曲の”つつみ込むように”は俺がやらせてもらったよ。
あとは、みんなでああだこうだ言いながら作っていた感じ。

TDM
:
MISIAをやりながらのチーム活動は時間が必要だったんじゃない?

U-GE
:
U-GEうん、そうだったかも。
すげーいろいろ大変じゃん、みたいなさぁ(笑)。

みんな若かったし、ぶつかり当って
そのままみたいなこともいっぱいあったし。
自分が原因なこともあったしね。
うーん、何しろステさんとはよく当たってたね。

TDM
:
それは振りのことで?妥協できなくて?

U-GE
:
いろいろですわ (笑) 。
でも、やっぱり作り込んでる時にかな。
今思うとそういうことも良かったのかもしれないよね。

TDM
:
そんなメンバーとの仲間感は?

U-GE
:
この間久しぶりに、ここ数年付き合わせてもらってる
ROOKIEって大阪のイベントでモーパラとして
呼んでもらったときに、個人的にはやっぱ心強かったよね。

自分1人の負担がいつもより少ない感じがしたというか…。
特にその一発目の時は、
あんなに単純に楽しめたの久々だったかも (笑) 。 

TDM
:
地方営業は結構行ったの?

U-GE
:
うん、結構声かけしてもらったよ。
だいぶ楽しい思いさせてもらったよね。
でも、誘ってくれる人がいるって有り難いことだよね、ホントに。
それは常日頃思う。それじゃなきゃこんな風になってないしね。

TDM
:
そうだよね、誘われ続けて、ナンボだよね。

U-GE
:
そうそう本当に。
皆さんあざーす!!

頑張ってるだけが見えてるだけではおもしろさは伝わらない。


TDM
:
自分の中で一番大切にしていることは?

U-GE
:
U-GE音だよね。 でも、何でも大事なんじゃないかな。 しっかりアイソレーションを練習することも。 音楽をよく聴いてよく知って、体の使い方をしっかり練習して、 洋服も大事だと思うし、すべてだよね。

キャラクター作りではないけど ダンスは頑張ってるだけが見えてるだけでは おもしろさというか本当の好さみたいなものは 人に伝わらない気がするし、いかに楽しく踊れるかでしょ!

自分を表現する手段をいろいろ増やすことが 大事なんじゃないかな。

なんて言いながら、意外と自分はいっつも変われないかも (笑) 。

TDM
:
音楽の面ではどんなところがツボ?

U-GE
:
俺のツボは完全アングラだよ。
ニューヨークスタイルが盛り上がった時期から
二転三転してるけど、俺は深い方を追いかけちゃう。
もちろんアングラじゃなく、いろんなところで
いろんなジャンルに好きな、気になる音楽は存在しているけど、
ツボでいうなら完全にアングラ。

TDM
:
その音の質感に精通する表現方法を心掛けている?

U-GE
:
なりきれているかはわからないけど、
求めてるのはそれかもしれないね。

こんだけやってても、納得いかないことばっかでさ (笑)。
そろそろ俺もオヤジなんだけど
「この追及いつまでやってりゃいいんだろ」みたいなさ (笑)。
でも、それがおもしろいところなのかもしれない。

TDM
:
今までに壁にぶつかったことは?

U-GE
:
あえて言えば、やっぱりダンスが仕事になってきたことが壁だったよね。

負荷はその時々だけど、
何か一歩先へ行こうとすると置かれてる環境がでかくなって、
その都度、その都度「うわー」ってなることが壁だったかも。
一回ハマると結構抜けられないの。

でも結局、“何にも考えないのが一番だな”ってなる (笑)。
そこに行き着くまでに時間がかかることがよくあって、
そういうのが壁って言うのかもね。

TDM
:
ダンス自体がっていうよりも、期待にどう応えられるか、
求められていることにどう表現するかってこと? 

U-GE
:
そうそう、壁だよね。
どっかにドアないかなーみたいなさ(笑)。

2Phunky始動。プレイヤーじゃない部分でできること。 


TDM
:
2Phunkyをはじめようとしたきっかけは?
今までダンスを表現して時代を消化してきて、
なぜここに来てダンス以外のことで頑張ろうと思ったのかな、と。

U-GE
:
U-GEいきなり行きますか、そこに(笑)

ことの発端は、10代の頃からの仲間から
「仕事として何か新しいことをやらないか?」とフリがあった。

彼ももともとはダンサーで、
今はもう踊りから離れてしまっているけど、
でも、ダンスが好きなんだろうね。

そんな中で、ここ数年、自分でも
プレイヤーとしてじゃない部分で
何かできないかなって思ってた節があって。

実際、最初に2phunkyの話をされたのは2年前くらいかな。
初めはまったくわからないうちに
今はボスになった彼の家に集まって
打ち合わせしてたんだけど、話が進むうちに
「面白くしていけるんじゃないか」
「良い機会になるかも」というところで
受けさせてもらったっていう感じかな。

新しい世代が盛り上がっていけるような活動の場を
提供できたらいいだろうなと思っていたから、
自分がそこで何ができるかわからないけど、
誘ってもらったのをきっかけに、
一つの目標としてやっていけたらいいかなと思って。

そうやって一通り動きはじめたところに
WaDooが入って、さらに仲間が増えて広がったし、
どんどん大きくなっていけば良いな、と。

TDM
:
2Phunkyの作業とダンスの作業との違いは?

U-GE
:
全く違うね (笑)。ダンスだったら音楽掛けて
ダンスフロアーとかで一緒に仕事する人と戦うわけじゃん。
でも、それが机上になっちゃった(笑)。
それがまず一番でかいよね、違いとしては。

だから、負けるとパソコンに向かって
「あー」とか罵声が出ちゃう (笑)。
ギアが入りきらない感じ。

TDM
:
自分の生活環境は変わってくる?

U-GE
:
昼間の活動が多くなってくるじゃん、そこが大きかったかな。
深夜練とかも「そろそろ上がれないと明日にひびくな〜」
ってなることが多くなってきたかな(笑)。
体使って、頭使って、またレッスンしてって、
「あー死ぬわ―」みたいなさ(笑)。

でも、意外に時間に追われるのもきらいじゃないし、
なんやかんやすべて楽しくやらせてもらってます。

他SNSと連動。ポイント換金で被災地への募金も。


TDM
:
2Phunkyのコンセプトとは?

U-GE
:
要はダンスやストリートシーンに特化したモノとして
便利なサイトを作ろうというのが最初だったね。

何かにつけて人が使いやすく、そこで楽しんで、
情報がちゃんとあって、コミュニケーションが取れるものを
ウェブ上で作るっていうところから。

TDM
:
自分も含めて「あったらいいな」がある、みたいな。

U-GE
:
そうそう、第一の目標はまずそれにこぎつけることだと思う。

TDM
:
ここからはサイトコンテンツをプロデュースするWaDoo君にも登場してもらいましょう。

WaDoo
:
WaDoo俺はプロジェクトに途中から入ったんだけど、 俺が入ったときにはモバイルサイトの企画しかなかったの。

でも、モバイルサイトでできることって限られてるから、 じゃあPCサイトも立ち上げてしまおうということで いろんなコンテツを増やしてPCサイトとモバイルサイトを同時にオープンさせたんだよね。現在はスマートフォン専用サイトもありますよ!

で、このサイトを簡単に言うと、
“2Phunky is the Street dance and culture SNS site.”

要はストリートダンスやカルチャーに特化したSNSサイト。
で、サブタイトルが、
「想いは広がる。熱は伝わる。表現の自由がここに。」
ストリートシーンの新たなアート、表現の場として
認知されていって欲しいという想いを込めて。

TDM
:
良い感じだね!

WaDoo
:
ありがとう!個人的に「名は体を表す」を重んじているので、
スタッフみんなであーでもない、こーでもない言いあって決めたんだよね。

U-GE
:
要するに自分をアピールする、
例えば、地方の人でも「自分を出したい」と
若い人たちなんかは思ってるはずだから、
自分のモチベーションをさらに上げるために
使ってもらうのがまず一番で、
情報がたくさん落ちているようなことに
していかなきゃいけないな、と思う。

WaDoo
:
その通りだね!

現在第一線で活躍するアーティストたちから、
それに憧れる将来有望な若い世代のアーティストたち、
また、ただ単純にストリートの
エンターテイメントシーンが好きな人だったり
興味のある人たちが、いわゆるダンスや音楽を通して、
情報を交換したり、知り合いになってみたりだとか。

要はSNSサイトなんだけど、
そこにストリートシーン、
特にダンスに特化したSNSサイトとして、
2Phunkyならではの情報を届けていくコンテンツが盛りたくさんです!

トップページの上からトピックニュースは、 サイト内の新着情報だったり、
おすすめイベントや、音楽からグッズに至るまでのリリース情報などなど、
ストリートとダンスシーンの最新ニュースが掲載されるコーナー。

U-GEこのサイトのメインコンテンツの1つと言っても過言ではないコーナー「ゲリラシューーーート」。

U-GEくんがインタビュアー、僕がカメラマンとして、いろんなダンサーを突撃取材するという内容。

毎回いろいろなところにロケをしに行っていて、
このままいくと「都内の公園マニア」になりそうだよ(笑)。

U-GE
:
確実にね (笑) 。

TDM
:
ダンサーのゆかりの地でロケをしているんだよね?

WaDoo
:
そうなんだよね!
出演してくれるダンサーの自宅近所まで撮影しに行ったりすると、
下積み時代に練習していた思い出の場所だったりしてさ。

TDM
:
シュートした中でおもしろかったエピソードは?

WaDoo
:
U-GEまず、U-GE君がインタビューで俺がカメラマンという、 今までそんなことやったことのなかった俺たちが だいぶラフな感じでやっていて、ただ、 回を重ねる毎に慣れてきて、最近では余裕ちょっと出始めて 更にラフになり、 余計なことも言い始めてることかな(笑)。

大体の人は、そのダンサーが
ステージの上で踊っている姿しか観たことが無いだろうし、
下手したらどんな声なのかもはっきり知らないだろうから、
人間性やステージでは垣間見れない部分を
引き出していければ、見ている人も面白いんじゃないかな、と。

U-GE
:
そういうの含めて オフショット的なコーナーになればいいな、と。

WaDoo
:
こないだのWAPPAER君はもともとブレイカーだったのに、
今はフリースタイラーで、その転向したきっかけは
怪我だったみたいで、同じように怪我で苦しむ人にとっては
とても励みになるメッセージを残してくれたんだよね。

そういう、ステージとは違う部分からのダンスに向かう姿勢や
、 今までのプロセスが見えてきて、見ている人はもちろん、
俺ら自身が楽しんでやっている、というのが強いかな。

U-GE
:
前回インタビューをしたフレッシュせいじも面白かったよね。

前ユニットを組んだ時に、
リハのスタジオを取っておいてくれたんだけど、
公民館の中って言われてて、「全然いいよ!」って、
実際行ったら、畳敷きの柔道部屋だったの(笑) 。

WaDoo
:
まずは受け身の練習からスタートになっちゃうね (笑) 。
そういう面白い奴なんだけど、ちゃんと考えていて、
真面目な話もしっかりできる。
今回のシュートで俺は彼のファンになったね!

U-GE
:
だね。リスペクト。

WaDoo
:
今まで大して面識もなく、
クラブで会って挨拶するぐらいの
特に接点の無かった人たちとも
じっくり話ができたりすることが、
自分自身にとっても勉強になるし、それが楽しいよね。

U-GE
:
それもそうだし、コーナー中では
ダンスもシュートさせてもらうんだけど、
踊りを観ていると刺激をもらえるのが楽しい。

ちゃんと作ってくれる人もいるけど、
いつもと違いラフに踊ってくれるから、
それがまたイイ感じに観えちゃって、
「イエー!」ってなるんだよね。

TDM
:
いい意味で、ゆかりのある場所の撮影だから リラックスしているんだろうね。

WaDoo
:
ステージとは違うテンションで、
落ち着いたダンスが観れるというのがこのコーナーの良いところ。

あえて現場音をそのまま使うので、一発撮りで編集なし。
でも、皆さん、さすがなダンス。

U-GE
:
U-GELoCoYoKoちゃんは丸まる一曲踊ってくれたしね (笑) 。 「いつ止まっていいか、わかんないままやっちゃいましたよ」 って言ってたけど、さすがだよね。 俺たちも、いい感じに踊ってくれるから見入っちゃって、 気付いたら一曲終わってたんだよね。

WAPPERの回で冒頭に
「WAPPER!」って言ってくれてるところは、
たぶん彼もテンションあげてのってくれようとしたのを、
俺が崩して入っちゃってたからこういう感じになって
申し訳なかったなー (笑) 。

WaDoo
:
この部分、何回も見ちゃう。おもしろいんだもん (笑) 。
でも、こんな一面があるって知らなかったから、嬉しかったね。

ふざけてはいるんだけど、わりとメッセージは真面目だし。
この軸をぶらさずに今後も続けていけたらいいなと思っている。
ダンスのレベルは当然ある中で、メンタリティーの部分で
若い子に良い見本になるようなコーナーかな。

TDM
:
人のチョイスはどうやってるの?

WaDoo
:
某番組のテレフォンショッキング的な紹介バトン制にしているので、
僕らも今後誰が出演するかわからないんだよね。
それも楽しみの一つ。
その中でも、だいたい「この人とこの人とこの人」って
何人かを挙げるんだけど、その中でいろんな人から
何回も同じ名前が出ることがあって、
それがさっきも話したフレッシュせいじなんだけど。

U-GE
:
相当ファンキーを振りまいてるよ、彼は (笑)。

WaDoo
:
みんなから「このコーナーにぴったりだと思う」
って言われて遂に登場なんだけど、それを本人にも言ったら、
「あ、そうなんすかー」って喜んでくれてた(笑)。

でも、そうやってみんなから声が挙がるっていうのも、
今、勢いがあって注目されている証拠だよね。

今後、どんなダンサーが出演してくれるか未知なんだけど、
誰から誰へっていうのも面白さの一つだと思うので、
まめにチェックしてもらえれば嬉しいなと。

会員登録をしてもらえれば
過去の「ゲリラシューーーート」も見れるよ。
過去のアーカイブ履歴を見ると、
そうそうたるメンバーがいるから、
そこも2Phunkyならではのコーナーの1つかなと思う。

でどんどんと周っていって、ゆくゆくは
若い人たちにも大先輩たちにも出て欲しいし、
いずれは「●年ぶり●回目の登場」っていうのも
中には出てきたりとかしたらそれはそれで面白いよね。
見ている人も今週誰だろう?って思ってくれたら最高。

TDM
:
これができたらホントダンサーのために生きると思う。 他のコンテンツは?

WaDoo
:
U-GE「投稿ギャラリー」というのがあって、 これはユーザーの人たち、2Phunkyでは「クルー」と呼んでいるんだけど、「クルー」の人たちが自由に映像や画像、音楽等をアップロードしてみんなに紹介ができるコーナーだね。

U-GE
:
投稿できる物が、ダンス、音楽、DJなど、いろんなジャンルにわかれてるんだよね。

WaDoo
:
要はサイト内でのYoutube的な投稿コーナー。
サイトからも直接上げれるし、
Youtubeからも引っ張ってこれるし、
どんどん自分が表現したいものをアップできるというコンテンツ。

自分が出演したショーや、練習風景、
また、なかなかショーに出る機会がない人や
チームを持っていない人が
アピールの場として活用してほしい。

「その他」ってカテゴリーもある自由な場なんで、
ここはくだらないものでもいいし、
どんどんみんな投稿していって欲しいよね。

ビュー数順にランキングもされるので
、 そういったことで、注目を浴びることも当然あるだろうし、
皆のために作ったオフィシャルの場なんで、是非上手く使って欲しいな。

これもそうだね、「ユニオン」。
これはmixiで言うところのコミュニティ的なもので、
ってみんな知っているだろうから説明不要だよね。

U-GE
:
何でも良いんだよね。
ダンスに関係ないことでも良いし、ラフに使って欲しい。

WaDoo
:
あと、ブログは外部ブログと連携できるんで、
現状ブログをやっている人は
各種設定から簡単に連携設定ができます!
すでにブログをお持ちの方は是非試してみてほしい。
というか是非お願いします! (笑) 。

U-GE
:
しかも、もろ簡単!!!。

WaDoo
:
外部ブログと連携ができることを
気が付いていない人もたくさんいると思う。
それから、ツイッターも連携できる。
ここでつぶやけばツイッター内でも反映されるようになってる。

TDM
:
ここのレコメンドDJに関しては?

WaDoo
:
音楽のジャンル別チャートはたくさんあると思うんだけど、
2Phunkyではストリートダンスのジャンル別に「DJチャート」というものを設けました。

例えば、ダンスを始めたばかりの人たちは
どんな曲を使って練習したらいいかって疑問があると思うから、
ここを見て参考にしてくれたらいいな、と思う。

U-GE
:
うちらとしては、
これをDJの人にダンス視点での音としてお願いしてるんだよね。
DJの人が直にダンサー向けの踊れる音として
考えてくれているものをアップしていると思っているから、
参考にしてもらえると思います。

WaDoo
:
チャートに参加してくれているDJの中には
ダンサーとして活動している人もたくさんいるので、
そういった部分で「踊れる音」がここでは紹介されていると思う。

U-GE
:
U-GEこれ大変だったんだよ。

WaDooは音楽関係の仕事も経験があるけど、 俺はまったくの素人で、こういったことの進行やら WEBのシステムを全く知らないわけじゃん。

だから、最初は本当に訳が分からなくて、 でも、WaDooはどんどんやっていくから、 「なんだよ!!」くらい思ってた(笑)。 けど、最近やっとちょっと手慣れたよ。

WaDoo
:
ダンスのサイトなので当然イベント情報のコーナーがあるんだけど、
ここに「参加機能」っていうものが付いていて、
「行くよ」とか、「う〜ん?」って
要はまだちょっと悩んでるわ〜っていうfacebook的な参加表明ができる。

例えば「行くよ」ってすると、
自分の「Myイベント」ってページにクリップされる。

過去のイベントも出るようになっていて、
「Myイベント」ってところに行くと、
「今後参加するパーティー」と
「過去に参加したパーティー」が出てくるようになっている。
これで自分のスケジュールも管理できるよね。

TDM
:
掘りどころが満載だね!

WaDoo
:
: あとは、「Lesson Navi」というコーナーでは
住宅情報みたいに全国のダンススタジオが調べられる、とか。
同じように「Shop Search」から入っていくと
全国のショップ情報も見られるとか。

U-GEあとはブログ書いたり動画を上げていくことによって ポイントが貯まっていくんだけど、 そうすると2PhunkyオリジナルのTシャツやロゴ入りのシューズボックスをもらえたりするし、 そのポイントで被災地への募金ができたりする。

ちょうどこのサイトのオープン準備をしている時にあの地震があって、少しでも自分達に出来ることで何か被災地にむけて支援ができないかなと思い、このシステムを急遽導入したんだよね。

1ポイント1円計算で換金して皆さんから預かったポイントを義援金として被災地に送ります。 ダンスや音楽を通してコミュニケーションを取ることにより貯まるポイントで少しでもお役に立てたら、これはこれで素晴らしいことだなと。

U-GE
:
U-GE是非! 募金に関してはみんなにも協力してもらえたら ありがたいかな、と思います。

何ができるわけでもないけど、 ささいなことでもダンサーからなにかできたらよいのかな、と。 もちろん、ダンサーじゃない方も是非!なんですが

WaDoo
:
ただ、こういったことって
継続させることが大事だと思うので、
例えば毎日ブログを書けば毎日ポイントが貯まって、
そのなかで募金をしていければ良いと思う。

例え小さな金額でも、皆がちょっとずつ
そういう気持ちを持ち続けることが大事だと思うので
「チリも積もれば山となる」みたいになるかな、
という想いでやっているかな。

U-GE
:
よく、震災前からWaDooと話してたんだよね。
「ダンサーとして何ができるんだろう」って
そんな話をしていたときの地震だったから、
募金は1つ目の形になったものだった。

本当は、募金とか活動的なことは金持ちがやることなのかも
しれないよね。世の中のシステムを考えたら。

でも同じことをずっと長くやっているせいか、
違った視点が勝手に見えてきちゃって、
そういう意味でこういう話になって来たんだよね。 

儲かる商売じゃないし、
そこに精魂使う場合じゃないってこともあるんだけど、
「何かやってやろうぜ!」ってあるじゃんね。
それを形にしていけたら良いけどね。

U-GE
:
今となってはこういうことをやること自体
普通のことだと思うから、
クローズアップする事でもないんだけど、
たまたまこういう場があって、やることができた、ということだね。

WaDoo
:
被災地はまだまだこれから10数年大変だと思うから、
支援活動を継続させる為にも、
皆から気持ちを少しずつでも頂けたら嬉しいな、と思う。
難しいことはわからないし、
自分がやれることってダンスや音楽とかしかないから、
それを通じて少しずつでも
「何かやってみよう」という想いでやっている、と。

TDM
:
メインでやっているものは?

WaDoo
:
メインはSNSの機能だね。
基本はここを通して皆が繋がってくれることを目指しているかな。
いずれは年齢や国籍を問わず
集まってもらえるようにと思っていて、
ダンスやダンスミュージックを通じて繋がっていったり
感動があったりしてほしいなと思っている。

TDM
:
なるほど。そのメッセージはちゃんと伝えさせてもらいます。

WaDoo
:
是非是非。

とにかく一度サイトを見て貰いたい!!
会員登録は無料だし、
使い方もその人その人で見出せる可能性がたくさんあるサイトだと思う。

やっぱり1人で孤独に何かを続けていくのって
ダンスに限らず難しい訳で、
フォローしてくれる仲間や先輩や支援してくれる
若い子たちがいてくれて成り立つものだと思うからね。

とにかく、ここに来ればダンスの情報があるようにする。
でも、情報というよりは、どちらかと言うと人材だね。
人、そのもの。
主役はやっぱり使ってもらう人たちだと思うんだよね。

U-GE
:
U-GEいいこと言うねー。

WaDoo
:
でしょ (笑)。

会員が10人だろうと10万人であろうと、
みんながサイトの主役だと思うので。

だから、僕らが盛り上げてくというよりは、
こんな他力本願な言い方で申し訳ないけど、
みんなで盛り上げていってもらえたら嬉しいなって。

その分、こっちでも使ってもらいやすいように
日々システムを改善していきたいと思います。

みんなで一生懸命作ったので
使ってもらえると僕らの頑張りが報われるし、
今後のアーティストが育つきっかけになったら嬉しいし、
人って素晴らしいって思うし。

TDM
:
今後ピックアップした若手が どんどん活躍して言ったらおもしろいよね。

U-GE
:
U-GEそうそう、いまのところはなんとも言えないけど。 そういう風にこのサイトが成長してくれたら一番良いです。 (笑) 。

最初にそういう風にしたいと思ってやり始めたし、 ひとまず、そうなってくれるのが一番最初にある目標ですかね。 ま、楽しんで使ってもらえたら良いなと思います。
皆さんよろしくお願いいたします。

TDM
:
楽しみにしています。よろしくお願いします。
'11/07/15 UPDATE
interview by AKIKO
photo by imu


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