■10年前って言うと、ハタチくらいだよね。今ダンスシーンの中で、みんな悩む事も多いだろうし壁にぶつかるし、その辺はどの世代も変わらないじゃない?これからの時代を担う子たちへSTAX
GROOVEの10年間を振り返っての送る言葉があれば…
全員
ん〜、難しいなぁ。
IZM
若い人にも今の自分にもそうだけど、ダンスを純粋に見れるような位置で常にいないといけないナと。ダンスは自然と誰でも出来ることだし、ただ体を動かしたくなったものがダンスだから。追求することはいいことだけど、やっぱ音楽とダンスがリンクしてないダンサーが結構ショータイムとか見てるといて、振りを作るのにとらわれちゃったりとか。その音楽でなきゃ生まれない振りを作ってくれる方が、見てて気持ちいいし…。なんていうか、まぁ、そこまで行くためのステップなんだろうけど、結局は。振りに重点置いちゃったとか、曲に乗る方に重点置いちゃったりとか。のめりこんじゃうけど、視野は広くいて欲しいと。
SHUN
自分も、全員がどうかはわかんないんだけど、やっぱり最初見て影響を受けて、“かっこいい!”と思ったダンサーのものまねから入って、いいと思ったところを真似してやってきたけども、やっぱり、それぞれ個性があるし、体格もちがうし、曲を聴いた感じ方、感受性もちがうだろうし。だから、なんかこう、新しいものを作っていってほしいなってい
うのがあって。自分なりの踊りもあるけれども、新しいダンス、自分のダンスっていうのを作り出す…新しいものを作っていって欲しいなって。もちろん真似して覚えることも楽しいし、大事なんだけども、作り出す楽しさっていうのはまたより楽しいから。だからこれからの若い世代には、日本から海外に発信できるものを、今までは海外から影響受けたものをに日本が吸収するっていうものだったんだけれども、日本から発信できるようなシーンになるよう願ってます。
YOSSY
オレね、多分ね、なにか具体的な目標を立てたらいいと思う。例えば25歳までにどういう風になってたいとかっていうのを、まず真剣に考える。それに対して動いた方がいいかも。オレはそういうことをやってなかったから。(笑)もっとそう言うことに早く気付いてれば…ま、気付いてなかったからよかったのかもしれないけど。(笑)逆に何か決めるといいかもしれない。メリハリがつくんじゃないかなって思った。だから最近真面目に考えるようにしてる。35くらいまでには、2人子供作って…みたいな。大まかなね。“プロダンサーになる”でもいいんだけど、“どういうプロダンサーになりたい”とか、とか、“どういう場所で活動したい”とか、そういう自分のビジョンが見えれば、どこに行けばいいか見えてくると思うから。そこで自分の方向性に向かって行けばいいんじゃないかな。最近やっとそういうのに気付いた。気付いてなかったな〜ハタチ前後のオレ。(笑)キャピキャピしてさ〜センター街行ってゲーセン行ってみたいな(笑)。そんな生活送ってたからね。今若いオレがいたら言うね、真面目に。ちょっと呼んできて。
IZM
でも今の若い子たちの方が難しそうだよね。俺たちより更に情報が選べなくて。彼らなりに考えてるんだろうね、きっと。いろいろ…うん。ナンパのことしか考えてなかったもんなー。海行くことしか考えてなかった。ロンドンから帰ってきたら海行こう!とか言って。軽かったねー今思えば。今は変わんない為にクラブでどうするべきなのか、みたいなね。日本の社会に流されないように。遊んでばっかじゃダメだぞ!
YOSSY
イヤ、ガンガン遊べ!でしょ。遊び倒せば気付けることは重要だよって。
IZM
本気で遊べ、がコンセプトだからね。そういうことに気付くらい。
MUNE
イヤ、一般的にはいいコトじゃないんじゃないっすか!?(笑)
■じゃぁ、10年後楽しみにしてます(笑)では10周年、おめでとうございました!! |