TDM - トウキョウダンスマガジン

Sho-Tyme Presents ”Girls! Girls!! Girls!!!”開催
・オーガナイザーKUROMA氏ショートインタビュー
 【KUROMA氏 ショートインタビュー】
「Girls! Girls!! Girls!!!」の今回の開催ですが、何かキッカケあったのですか?
N.Y.在住のダンサー、コリオグラファーである”SHO-TYME”が「是非日本の皆に見せたい女性TEAMをMAKEした!!」 と言って来たのがキッカケ。それを元にチームメイトのFRANK(A.G.B/ACTION SQUAD)と考案し、このイベントを実現 させた。
オールドスクールを中心としたイベント「BEATRONIC」や、今回の 「Girls! Girls!! Girls!!!」等、 イベントを開催する時に心掛けている事はどんな事ですか?
他のイベントとの差別化を計り、ダンサー達の発掘と地位の向上を目指し、若手ダンサー達から「いつかこのイベントに出たい!」と、目標となれる質の高いイベントになるよう心がけている。毎回海外から本場のダンサー達を招喚しているのもその為である。
KUROMAさんが感じる現在のダンスシーンの傾向は?
ダンスのグローバル化が広まり、誰でも手軽に服を着る感覚でダンスをするようになった傾向は、ある意味とても喜ばしい事だが、その一方では本当に「ダンス」を「音楽」を愛せるダンサーが育ちにくくなった時代である。
ダンサーとして…オーガナイザーとして現代の若いダンサーの方にコメントを…
踊る事は動ける事ではない。動けるから踊れているのでもない。他人を評価している暇があるなら、今、自分がやっているダンスとは何なのか、どういうものなのか、という部分に視点を合わせてみてほしい。HIP HOPというものを本当に理解し、踊っているダンサーなら、全く面識がなくてもこちらからスカウトに行くよ!次世代を担うダンサーに育ってくれ!!
プロフィール:KUROMA
16歳からダンスを始め、89年に伝説のダンスチーム”JUNGLE”を結成。解散後、92年(株)ライジングプロダクションにて 荻野目洋子、安室奈美恵、MAXなどのマネージメントやダンスプロデュースを行う。退社後、99年ストリートダンス専門 のダンススタジオ”BEAT BOX”を設立。スタジオを母体にアメリカ、台湾を始め各国のダンサー達と提携し、若手ダンサー の発掘、育成、イベント開催などとヒップホップカルチャーの発展を目指して活動中。
'04/11/05 UPDATE


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